2010年12月29日水曜日

ささやかな忘年会


全農みやぎの布田さんを囲み、ささやかな忘年会と歓迎会を開いた。
彼と仕事をするのは4、5年ぶりだ。またいっしょに仕事できることが嬉しい。
思い出をダウンロード。今日も楽しく夜がふける。

当時のエピソード。
抜き打ちでほうれん草の重量を測ったら5g不足していると、鬼の首を獲ったかのような勢いで電話してきた時があった。
「なんで測るの!」
サンプリングの仕方が悪いと逆襲、そういうやり取りでよくケンカしていたね。
あの頃は、夢中だった。自分の行く手を阻むことがあれば、無茶苦茶な論理で噛み付いていた。
でも楽しかったと布田さんも言ってくれた。魂が躍動する毎日だった。

ご機嫌な布田さんは、「安奈」とか、「恋」とか、いっぱい唄った。



そして私は「YELL」を歌ったが、よくわからなかったので途中から遠藤くんにバトンタッチした。

♪僕らが分かち合う言葉がある
こころからこころへ 言葉を繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ♪


誰かが歌うたびにカメラを構える変態アズマの生態も面白かった。
これからも楽しくやろう。




2010年12月23日木曜日

神戸にて


味と鮮度の良さで人気の「櫻焼肉店」。
2つのテーブルを占領して男3人で焼き肉に興じる。ワルだ。



真ん中のテーブルに移動して鍋を囲んでいると、奥にいたご夫婦が何やらひそひそ話しはじめた。
どうやら、鍋がメニューに書いていないので、鍋や我々の素性が気になったようだった。
その「気配」を敏感に感じとった原田さんは、ご夫婦に鍋を差し出した。

それまで固かった空気が焼き肉の煙に包まれながら砕けていく。
ご夫婦は、この近辺に仮住まいしていて、明日、神戸市内に引越しなのだそうだ。
噂を聞いてここを訪れたという。

そして、美味しい果物の話になった。
話を我々の仕事にあわせているわけではなくて、ご主人さんは本当に果物が大好きらしい。
語り口も振る舞いもとても上品な奥さんは、美味しい果物はどこに行けば買えるのか、と尋ねる。
「主人が果物、好きやから」
「ほな、5分待ってや」

上品で幸せそうな二人は、見ている側も幸せな気分になれる。



少し待つと原田さんの奥さんが迎えに見えられ、ご夫婦も車に乗せて原田さんの自宅へと向かった。
仕事柄、ガレージにはいろんな自慢の果物を置いている。
「いつでも寄ってや。けど、ワシ、おりまへんで」
ダンボール箱に奥さんの夢を叶えてあげた原田さん。かっこいい。

聞けば、ご主人さんは、仕事で世界中を周り、最近定年になったという。
海外で生活していた時期もあったというご夫妻は、日本の四季の恵みを心の底から愛しているようだった。

「主人が果物、好きやから」。奥さんが語ったその言葉がずっと残る。
井中さんご夫妻、原田さん、素敵な出会い、ありがとうございました。

2010年12月21日火曜日

コメントとともに振り返る今年のテーマ「汁物&鍋」

1月仙台市、おでん、きりたんぽ鍋
「菅原様
お酒も飲めない私に昨晩は遅くまでありがとうございました。
おでんのだし汁
己を主張せず
あなたの好みに染まります
旬ならではの根付きの秋田芹
老舗の味 堪能させていただきました。
札幌には、医者もOKと言う三月以降に
是非おいで下さい。」

2月仙台市、葱鮪鍋
3月札幌市、吉次のお吸物
4月山梨県甲州市、ほうとう
5月青森市、じゃっぱ汁
6月山形県朝日町、熊鍋
「遠藤さんの組合長時代、その期待に応えることができなかったかも知れない。
私は恐縮しながらの再会だったが、あの頃が懐かしくて、駆けつけてくれたことがとても嬉しかった。」

8月青森市、じゃっぱ汁
8月北海道寿都町、ホッケのつみれ汁
8月旭川市、あら汁
8月八戸市、せんべい汁、赤魚汁
9月福島市、芋煮
9月仙台市、おでん
10月秋田県男鹿半島、ざっぱ汁
10月山形県朝日町、山形芋煮
10月自宅にて、さんまのすりみ汁
11月仙台市、きりたんぽ鍋
11月秋田県東鳴瀬市、きのこ汁、どんが汁
11月岩手県錦秋湖、芋の子鍋
11月秋田県田沢湖玉川温泉、きのこ鍋
12月岩手県錦秋湖、ひっつみ鍋
12月秋田市、しょっつる鍋、きりたんぽ鍋
12月自宅にて、葱鮪鍋
12月自宅にて、あら汁(吉次)


ベスト3は、青森じゃっぱ汁、八戸赤魚汁、男鹿ざっぱ汁かな。

来年のテーマは・・、考え中。

2010年12月19日日曜日

日曜当番


今日は年に数回回ってくる日曜当番の日。
この機会に、事務所近くにあるディーラーでハーレーの定期点検とオイル交換も済ませようと、今日はディーラーまでハーレーで来て、そこから歩いて出勤した。

当番でもあるので今日は仕方なく、美味しくないのに値段も高い近くのラーメン店で食事した。
近くだからここに来ていることを少しはわかってほしいのだが、最近、店主は店内禁煙にしやがった。
そんなランチでも、何となくほのぼのとして、のんびりとして幸せな気分になれるのは、風もなく穏やかな天気だからだ。
苛立つこともなく、幸せな気分。


勤務を終えて、再び徒歩でディーラーへ向かった。
30数項目のチェックポイントの点検とオイル交換だと数時間を要するが、ディーラー近くには何にも娯楽施設がないので、今日のようなプログラムがちょうど良い。

まだ何台ものバイクが整備の順番を待っていたほか、購入を検討している若夫婦もいて、オフシーズンこそ書き入れ時のようだ。
私のはすでに作業は終えていて、メカニックがていねいにいろいろと診断内容を説明してくれた。
気持ちの良い接客もここの特徴だ。
これで安心して年を越せそうだ。

陽も落ちた気温4℃の冬のハイウエイを百数十キロで爆走し、ガソリンを満タンにしてから帰宅したが、意外に寒くはなかった。

ご苦労がよくわかりました

先週金曜日の会議で、先日の産直交流集会というイベントを振り返る議題があった。
参加者数は1300名を越え、内外から賞賛の声も集まり、全体的には産直40周年の節目としての交流主会はとてもよかったという結論だったが、私には釈然としない部分があった。

・「商品になるまでの工程がよくわかりました。安心して買うことができます。ひよこからえさの管理、出荷するまでのご苦労がよくわかりました」
・「飼育、加工にも多くの手間がかかっていることに驚きと感謝の気持ちです。飼料も見られていろいろ食べているんだと勉強になりました」

参加者の率直なコメントなのかも知れないが、私には、暮らしの中に産直ブランドが愛着として定着している人や、これからぜひそうしたいと思っている人だけが持つ迫真性が感じられなかったからだ。

だいたい、10分程度の動画で伝えた様子などは、生産者にとっては苦労と感じていない部分だ。
生産者の本当の苦労は、農協口座の通帳の行間や食肉処理場の外、畝と畝の間にあるのだ。


したがって、「ご苦労がよくわかりました」と言うのは、「よくわかりませんでした」と言っているのと同じなのだ。

わかろうとしなくてもいいから、賛同したならば利用すれば良いのに。
消費社会においても、レトルトファミリーによる「無縁社会」の足音を聞いたような気がした。



2010年12月17日金曜日

吉次のあら汁

今日の仙台は朝から雪がチラついて、真冬日となった。健診も無事済ませたが、バリウムが残っている感じがして、なんとなく腹が重い。

そこで閃いたのは吉次のあら汁。 具材は吉次のあらと葱と豆腐だけで、季節の味覚を番屋基準で味わうシンプルでダイナミックな汁だ。

途中、スーパーに寄ってアメリカ産の吉次のあらだけを購入し、さっそく調理に取り掛かった。 先日食べた記憶をもとに味を整えながら、今日は20分ほどで完成した。吉次の目ん玉のまわりがズルっとむけて、冷たい海流に耐えて鍛えた濃厚な旨みが広がる。

清原のような圧倒的存在感の味覚の番長を、今日はそっと見守るように、支えるように寄り添う葱。

我ながらとっても満足いく出来栄え。美味しい。

22:00になろうかという頃、よっちゃんが焼酎の酒瓶を抱えてやってきた。

バイクであんこう鍋を食べに行こう!などと、あら汁で深まる夜に、ふたり盛り上がる。

瓶が空っぽになって外に出ると、南東の空に冬の大三角形がキラキラ輝いていた。明日は晴れるだろう。

2010年12月16日木曜日

H籠さん

一昨日の組合員委員会での話し。

組合員委員の野村さんが私の顔を見るなり、「ひとつ聞いてもいい?」という。
「この前の産直交流集会の野菜分科会にいたH籠さんって、〇〇出身の人だよね?」
「そうすよ。何かしたんすか?」と言ったとたん、野村さんは思春期を迎えた少女がはじらうような表情に変わった。そのキャッキャとした振る舞いを見ているだけでおもしろい。

野村さんは15、6歳の頃から彼と文通を重ね、高校卒業した後も何度か会ったりしたという。
特別に親密な交際ではなかったけれど、ある日、母親からH籠さんが結婚したと知らされて、とてもショックを受けた、と、恥ずかしそうに、懐かしそうに、告白してくれたのだ。

野村さんはもう孫もいる身。
乙女に帰って語るエピソードは臨場感いっぱいに伝わってくる。


しかし、私は言った。
「結婚しなくて(H籠さんと)良かったと思いますよ。」
「どうして??」
「H籠さん、足、短いよ」


H籠さんには聞こえないように。
30年以上も前の白黒写真を見るような恋模様、ここだけの話しにしておいてください。

2010年12月15日水曜日

葱鮪(ねぎま)鍋

今日の仙台は夕方から初雪がチラついて、一気に真冬日となった。
帰宅途中、車内の外気温表示は−1℃を示す箇所もあった。宮城では寒い方である。

そこで閃いたのは葱鮪(ねぎま)鍋。
具材は葱とマグロだけで、季節の味覚を漁師規格で味わうシンプルでダイナミックな鍋だ。

途中、スーパーに寄って安物のマグロの切り身だけを購入し、さっそく調理に取り掛かった。
先日食べた記憶をもとに味を整えながら、30分ほどで完成した。

極太の葱が口の中でズルっとむけて、寒さに耐えて蓄えたうれしい甘さが広がる。
いつもは主役を演じるマグロだが、この鍋にあっては互いに立ち位置を変えている。
我ながらとっても満足いく出来栄え。美味しい。

しかし明日は健康診断。
晩酌もほどほどに、あっという間に店じまいとなってしまった。

2010年12月14日火曜日

アボカド

名古屋から突然届いた小包を開けたら、新聞紙に包んだだけのアボカドとみかん数個が入っていた。

これらに関する資料や情報は一切ない。

謎めいた便りに、初代タイガーマスクのデビュー戦を見た時の、ときめきと衝撃が入り交じった遠い日を思いだした。あの頃は少年だった。

語らなくても意図がわかるのは信頼があってこそ。
アタリだけがていねいな、命の通いあいが感じられない鉱物のようなダイレクトメールより温かい。

(たぶん両方とも和歌山県産かな。)

2010年12月11日土曜日

澤の泉

元中学校長・てつお先生。

今夜も呑んだ。
日本酒をくみ交わしながら、理科の実験に「澤の泉」をフラスコに入れて実験してるんじゃないの?とからかう。

「今の若い人(中学教諭)は、後工程を考えない」と嘆く。
聞くと、オキシドールの中に、二酸化マンガンを加えて酸素を出す実験で、三角フラスコの中身を吹っ飛ばさせてしまったという。前の授業での後始末に問題があった。
 
爆発しなくて、中身が「澤の泉」でなくて、ほんとうによかった。

今は、暖冬といえども12月半ば。
今夜こそ、酔って水路に落ちたら命はない。
「澤の泉」どころか、「掘の変死体」になってしまう。

肩車するだけの体力を逆算して呑む「澤の泉」。
それはそれで、また格別だった。



エコプロダクツ2010

東京ビッグサイト。

出展各社が製品の環境機能をアピールする、年に一度のビッグイベントだ。

全体的な印象は、「節約」や「代用」などのがまんの視点ではなくて、利用すればするほど世の中をより良くする新製品やサービスのプレゼンが目立ち、コンパニオンガールによる美しさの競い合いに表出していたようだった。ほんとうに目の保養になりました。



それと、TOYOTAの「近距離モビリティ」に象徴されるように、目的を残して低頻度機能を削り落とした、革命的な新製品も目立った。

思えば、私たちが毎日のように利用する職場の専用駐車場には、7~8人乗りワンボックスカーの駐車台数も意外に多い。
しかし、月曜から金曜は、自分だけしか乗らない移動手段としての通勤なのだ。



そんなことを思って見ていたら、私にもひとつの革命的なアイデアが浮かんだので、ランチを食べながら実現性を検討することにした。



今の東京と言えば「海老」。話題が旬である。
ということで、ランチは海老そばを食べた。

テーブルびある胡椒は普通の小瓶入りではなく、一つずつ包みになったもので、なんか嫌な感じがした。
メニューも好みによる胡椒の加減もそれぞれ異なるのに、限定された使用量を一方的に押しつけられているようで嫌なのだ。

開けたらこうだし。

ここのお店も、エコしてほしい。
味はまずまず。

2010年12月8日水曜日

田崎イズム

畜産バイヤー・田崎さんのビジネスツール。

これには独創世界に安住する彼らしい工夫が凝らされている。

手前に見えている二つのポケットは、もともとは別のアクセサリポーチで、キャリーケースの裏側に自分で縫い付けて取り付けたのだという。

ここまでするビジネスマンはあまりいない。

関心して見ていると「意外に器用でしょ」というが、私が関心したのは、情熱と工夫であって、出来栄えそのものは、田崎イズムが惜しげもなく打ち出された一品となっている。

しかしこれは、抱え歩くものの重さや大きさ、種類が増してきた証にほかならない。すばらしい。

「記念撮影を」とカメラを向けたら、警戒されてしまったか、アイスクリームを食べながら、クルッと背をむけられ、充実感に満ちた表情を撮影できなかったのが残念だった。

2010年12月7日火曜日

異常気象の影響はこんなところにも


秋田市。

無事、チェックインを済ませて、田崎さんと二人で食事に出かけた。
秋田市の12月ではあるけれど、現在の気温13℃もあって、春先のような暖かさだ。異常だ。

ホテルで聞いた郷土料理の店を探しているうちに道に迷い、女性に尋ねた。
こんな薄暗い路地での呼び止めだったにもかかわらず、親切に答えてくれる秋田美人。

変態には気をつけないとね、などと田崎さんと話していたら、不穏な気配を察知した。
5-60代のおじさんが股間からイチモツを出し、恍惚の表情で立っている?
真偽を確認するまで数秒間。やっぱりそうだ!と気付いた時には背を向けて歩き出した。

食事前に変なもの見てしまった。
持っていた傘で、イチモツを叩き払えばよかった。

春のような暖かさが、変態を芽吹かせて、前進出荷しているようだ。
おじさんは、お湯割りの中で泳ぎながらピンク色の夢を見ている感じなのだろうか。



それでも、ま、楽しかったねと田崎さんと締めの夜鳴きそばを食べた。
夜鳴きそばはホテルで無料のサービス。

私は風邪気味なので、そばを数本すすって、スープを味わっただけだけど、美味しいラーメンだ。

黒滝温泉

12月5日(日)岩手県旧衣川村。

行きずりで入った温泉。トロっとした泉質の湯。


「あのハーレーは何ccっしゃ?」
「1580ちょっと。もしかして、乗ってたのすか?」

湯舟で寝がえりをうつようにして仰向けになりながら初老の男性が語る。
「せがれもね、生きていれば・・、ね。事故で亡くしたからね・・。気をつけて帰らないと。周りが悲しむから。」
何かとても申し訳ないような気がして、適当に受け答えして大広間に居場所を移した。

大広間では、隣の貸切の小部屋から聞こえてくる、ドリフのコントで流れるような笑い声が耳障りだったけど、しだいに意識から遠ざかって、しばし私もここの住民となった。

2010年12月6日月曜日

赤城のカツ丼

12月4日(土)赤城亭。

ちょっとしたおふくろ孝行したら、昼は私の大好物「赤城のカツ丼」を食べに行こうとなった。
出前を頼もうかとも思ったけれど、事前に電話予約を入れて、赤城に行った。

ここでは、恵まれない地域の人々に1億円を寄付した富豪になった気分で、好物「赤城のソースカツ丼」を味わった。美味しそうに食べるおふくろにもカメラを向けたけど、恥ずかしがるので、それ以上追わなかった。

食べ終わった後、今ここでバッタリ死んでも何も悔いはないと、いつもそう思う。
そう思わせるカツ丼だ。店主はサイコーに迷惑だろうけど。


ここでは、週刊誌を読むことも楽しみのひとつだ。

「e=mc2」

到底、理解することなんてできるはずないのに、その秘密に近づきたくなった。

2010年12月3日金曜日

女子高生の感性

塩釜市。
先日紹介した「マグちゃんドッグ」の販売に向け、女子高校生たちとの打ち合わせでここを訪れた。彼女たちは、「塩釜ぼんぼん」という地域活性化を目的に活動しているチームだ。

「塩釜は水揚げ量日本一のマグロ基地でありながら、この地での消費は少なくて愛着や馴染みが薄いようです。だから、ソフトクリームのように、街を歩きながら気軽に食べれるようにすれば、食べる人もそれを見る人も、多くの人に親しみがわくんじゃないかと考えました。
商品化するまでは、マグロの臭みをどう調和させるかや、生地で包む技術に苦労したので、地元のホテル料理長にアドバイスを受けながらすすめてきました。」と佐藤さん(写真:高2)が語った。

大人では思い浮かばないアイデアとパワーは、少女だからこそのみずみずしい感性が源泉となっている。

「40万人も見るカタログに載るんだよ」(学校長許可済)
とカメラを構えたら、デビューが決まったアイドルグループのように喜びを爆発させた。



「10万個売れたら、オメェだづさ、中華料理ごっつぉすっからな!」
「イエーイ」

そんなには売れるないのを知ってて、ハクション大魔王のようなくちびるで話す製造会社常務とのやりとりの中に、大人と子どもの境界線を感じる。
やっぱり子どもであったことに、なぜか少し安心する。



私はマグちゃんドッグよりも、日本酒で葱鮪鍋(ねぎまなべ)が食べたくなった。

2010年12月2日木曜日

里の秋

組合員の集会があって県北部の公民館に出かけた。
ここには近未来の日本が抱える高齢化社会のモデルがある。

委員長の亀井さん「菅原さん、今日は主人もここに来たいというの。いいかしら?」と不安そうに切りだした。もちろんいいのだけれど、そういわれるとなぜか緊張する。

亀井さんはとても気さくで、いつもニコニコしていて、知らない間に周りのみんなを優しく包んでくれる人だけれども、小学校長を勤めたというご主人さんは見識も深く厳しい方なのかも知れない。

そうこうしているうちに、ご主人さんが二人の女性を連れてやってきた。
初めて会うのだけれど、私を見るなりかけつけてきてくれ、何度も何度も挨拶を交わした。
ご主人はスラっとして背が高く、ツイードのジャケットが似合う紳士で、姉を連れてやってきたのだった。

会はいつものように季節の唱歌をみんなで歌うところから始まる。
写真は録音してきた伴奏を準備する亀井ご夫妻。

今回の伴奏は市販のものではなく、流れるようなピアノ演奏による伴奏だった。
この日のために、ご夫妻が演奏し録音をしてきたという。
「私が弾いてる時に主人が話しかけて声が入っちゃって、何回も撮り直したのよ。」
短い言葉の中にも、温かさや楽しさ、真面目さ、集まる人々へのもてなしの心、思いやりが伝わる。ご主人もとても優しそうな上品な人だった。
亀井さんが出題した産直クイズの正答率が低く「あなたにはりんごあげません」と言われ身を縮める。

会は和やかに、笑いに包まれながらすすんだ。
帰りにはご主人も入れて記念写真をとってあげようと思っていたのだけれど、後片づけの時にご主人がやってきて、「今日はほんとうにありがとうございました」と言われて恐縮しているうちにそのタイミングを逃してしまった。

日本経済が足を踏み入れた新たな流通消費社会は、これまでとは違った価値を要求している。
渡り鳥の鳴き声を聞くような郷愁と人々の温かさ知って、そのヒントを得た感じがした。

2010年12月1日水曜日

ルミナリエ

夕方、神戸の原田さんからメールが届いた。


>今年も始まりました。 ちょっと手を止めて、和んでください。

>合掌


























文面はたったこれだけである。

なんとも素敵なメールをする人だ。


実際に、つい先ほどまで、軍事境界線上にいた私は、とても癒された。

しかし、ルミナリエ画像だけではなくて、業界の関連情報もいっぱい提供してくれる。昨日も。


原田さん、いつもありがとうございます。